吉田のうどん：とろけるブレイン：SSブログ

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吉田のうどん　[ぶらり・おでかけ] [編集]

吉田のうどんを食べに、富士吉田へ行ってきました。吉田のうどんというのはとっても硬くてコシがある手打ちのうどんで、キャベツとお揚げ、馬の肉が定番の具です。

昔はこの地方ではあまり米が穫れず、小麦をこねて野菜などと一緒に煮て食べる「ほうとう」が一般的であり、また「うどん」はご馳走だったのだそうです。
また、織物で栄えた時代には女性も働き忙しいのでさっと作れてさっと食べられることから根付いたとも、忙しい女性の代わりに男性が麺を打ったことから力強くコシのある硬いうどんになったのだとか、いろいろ耳にしました。

とにかく、その硬い麺を食べてみたい！というわけで・・・東京駅からバスに乗ってプチ旅行のはじまりはじまり。（実は修学旅行以外では初めてのバス旅行！）

富士急ハイランドでバスを降りると、偶然、富士吉田駅までのシャトルバスが（なんと無料）ありました。

一番に向かったのは「麺許皆伝」
オーダーしたのは「欲ばりうどん」名前の通りちくわの天ぷら、わかめ、キャベツ、お揚げ、お肉と具がたっぷりのおうどんです。
ここでは伝票に自分で書き込んでオーダーします。
テーブルには「辛い薬味」「天かす」がありお好みで加えるしくみ。
評判通りおいしいうどんでした！

せっかく来たのに一件だけではもったいないと、次は「桜井」へ行きました。
こちらはシンプルなおうどんでした。「かけ」はなんと300円。
シンプルだけにそのおうどんの味わいが噛みしめるたびにじんわりきました。
また常連さんと思われるおじいさんや、家族連れが次々に来店すると、オーダーなんかは聞かない様子で「いつもの」といった感じすっとでてくるのでした。
地元の方に愛されているお店（うどん）なんだなーと思いました。

もうお腹はいっぱいなんだけど、お土産を買いたくて、「道の駅」まで足をのばしました。
道の駅にもイートインがあって、吉田のうどんが食べれます。イートインだけに、あまり期待はできなかったもののここは最後の締めということでいただいておきました。